その中から書くに値するものを抽出することだ。
見たこと、感じたこと、考えていることの大分を切り捨て、書くに値するものを抽出する。
これは訓練しないとできないことである。
●広いと浅くなる
「ピントを合わせる」を言い換えれば、「広すぎるテーマはだめだ」ということだ。
「人生の目的は何か」、「幸福になるにはどうしたらよいか」といったテーマだ。
なんのこと? だ。
何故、だめなのか。
第一に、広いテーマを一定の字数で論じようとすれば、どうしても浅く、薄くなってしまう。
間口ばかり広くて、深みの無い内容になる。
通勤電車をどう過ごすかなら、1500字あれば意味ある文章が書ける。
しかし、人生をどう有意義に過ごすかをこの字数で論じようとしても、意味ある内容になるまい。
第二に、こうしたテーマは、すでに先人たちによって論じつくされている。
それに付け加えられることは、残念ながらほとんどない。
なにしろ、人類が文字を獲得してから、すでに数千年たっているのだ。
■ホーライのブログ集
http://knowledge-forest.seesaa.net/
■医薬品ができるまで
http://chiken-imod.seesaa.net/
■ホーライ製薬
http://horaiseiyaku.seesaa.net/
■ハードボイルド・ワンダーランド日記
http://hard-wonder.seesaa.net
【関連する記事】